雁塔聖教序(古典)

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ちょっとピンボケ・・・
唐時代の褚遂良(ちょすいりょう)という人の作で
『雁塔聖教序』(がんとうせいきょうじょ)の一部です。
褚遂良58歳の時の作で楷書の代表的傑作のひとつ。

欧陽詢(おうようじゅん)虞世南(ぐせなん)とともに唐の三大家のひとりです。
楷書ですが行書の筆意を帯び、変化に富んだ用筆はすばらしいものです

前述の『顔勤礼碑』(がんきんれいひ)と比べると横画も縦画も少し反っていて、線の真ん中あたりが細くなっている中ほそりの書き方です。同じ楷書でも雰囲気が随分違いますね~

さて、楷書っていつごろ生まれたのでしょうか?

漢時代までは隷書という字体で書かれています
隷書が変化して唐時代に楷書になったようです。
それ以来現代までずっと楷書は使われているんですね~
完成度の高い字体だということですね^^

      
   (左の写真原寸大ではありません。縮小されています)
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Commented by usako at 2006-04-07 10:57 x
こんにちは~
>楷書の代表的傑作のひとつ
そうなんですか(^^ゞ
私など わからないものが見ると 素っ気無くてツマラナイ気がしてしまいます。顔真卿さんの方が暖かい感じがして 私は好きです(^^♪
Commented by at 2006-04-07 19:33 x
はい!!非常に勉強になります。今顔真卿の行書が、課題です。しかし、かなに苦しんでいます。かなは、日本作ですものね・・・いろいろ有りすぎです。
Commented by manekimoko at 2006-04-08 15:08
難しいお話をありがとうございます。
Commented by housui303 at 2006-04-08 15:20
usakoさま
私の書道史の勉強におつきあい下さりありがとうございます^^

顔真卿は唐の三大家に入れてもらってないんですよね・・・
なぜかしらね?
ふっくらした字が楷書より行書で評価されているのかな~
Commented by housui303 at 2006-04-08 15:31
華さま
仕事、介護、庭仕事、書道・・・
と華さまのパワフルな働きぶりに感動してます。

行書が課題というと『争座位稿』かしら~?
これは「かな」の筆法にも役立つそうです。

かな文字は日本独自の文化ですよね。
私も今針切と香紙切の臨書を続行中です。
細かい字ですよね・・・夜は書けません・・



Commented by housui303 at 2006-04-08 15:35
manekimokoさま
たいくつな話でごめんなさいね~
ブログに書くことで書道史の勉強の整理になります。(一石二鳥!)
Commented by Shukopapa at 2006-04-08 21:36 x
そうですか。隷書が楷書になったのですか。
昔、草書が先に発達して、草書から楷書になったという話を聞いたことがありましたが、隷書から楷書のほうが説得力がありますね。
Commented by at 2006-04-09 14:37 x
4月の課題は、王義之の蘭亭叙の行書でした。かなは新葉和歌集からでした。さあこの変体仮名を上手くごまかして繋げられるかな・・・?楽しく苦しみます。
Commented by housui303 at 2006-04-09 17:53
Shukopapaさま
私も唐時代を見てきたわけではないのでなんとも・・・(笑)
文献では・・・
時期としては草書のほうが楷書より早い時期に成立したとされていますから時期だけみると草書から楷書が生まれたようにみえるのですが・・・
隷書が草書と楷書の両方へ変化発達していったので、
草書が楷書になったのではないとされています。
隷書から楷書へそして速書きから行書へと変化していったとされているのです。
Commented by housui303 at 2006-04-09 17:57
華さま
王義之の蘭亭叙の臨書・・・私も書いたことがありますよ。
今はかなを主にやっているので・・変体仮名を楽しく苦しんでいます(笑)

by housui303 | 2006-04-06 22:44 | Comments(10)